内需振興 domestic demand stimulation 2004 5 24

 今のところ、アメリカが、世界経済を牽引する機関車となっています。
しかし、いつまでも、アメリカが、
機関車の役割を果たすと考えるべきではありません。
機関車だって、疲れる時が来るのです。
アメリカという「機関車」を構成しているのは、アメリカ国民です。
つまり、生身の人間です。
生身の人間ならば、いつか疲れる時が来ます。
 現状では、この機関車に、世界各国が、ぶら下がっている状況です。
これでは、いつか、破綻の時が来るのです。
 そうならないためにも、世界各国は、とりわけ先進国は、
内需振興に力を入れるべきです。
内需主導型の景気回復に、力を入れるべきです。
 このように書くと、また財政出動を考える人がいるでしょう。
しかし、今では、どの国も、巨額の財政赤字を抱えているので、
それは、無理な話です。
財政出動をやらなくても、内需振興はできます。
 新しい商売を始めようとしても、
いろいろな規制が多くて、悩んでいる。
そういう話を、よく聞きます。
 法律による規制。
 政令による規制。
 省令による規制。
 通達による規制。
 通知による規制。
 行政指導による規制。
 業界の自主規制。
 業界の慣行による規制。
これでは、政府が、起業や創業が重要であると言っても、
政府には、本気で、起業や創業を支援する気持ちがあるのかと言いたくなります。
 何も、規制を、全部、廃止するという話ではありません。
「時代遅れ」となった規制を撤廃すべきであるということです。
 新しい商売を始めようとしても、
いろいろな規制が多くて、悩んでいる。
こうした悩みを解消するように、政府は努力すべきです。





































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